WRITE, DREAM, LIVE

アメリカ在住の日本人が綴る、学んだ英語、出会った言葉、日々の疑問など

Midlife Crisis (中年の危機)

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 Midlife Crisis(ミッドライフ・クライシス、中年の危機)。

 この言葉、日本でも一般的ですか? 
 こちらアメリカでは実によく耳にする。ほら、ニュースの見出しにもぞろぞろ。人だけじゃなくて組織や財政に対してまで使われるようになってきたみたい。
 有名人の誰々がミッドライフ・クライシスに悩んでいるとか・・・
Tyler Perry shares honest photo of 'midlife crisis' to social media
 WTOはミッドライフ・クライシスなんじゃないの?とか・・・
Opinion | The W.T.O. Is Having a Midlife Crisis - The New York Times

 日本にいた頃は「中年」など他人事、と思っていたからこの言葉が目に入らなかったのか、それとも言葉自体が英語圏でだけよく使われているのか? 今となってはわかりません。
 
 ミッドライフ・クライシス・・・。
 要は、人生の真ん中で自分に残された時間や自分の老いを急に自覚し、そこで訪れる精神的な危機のこと。

「人生の残りが少なくなってゆく・・・それなのに自分は・・・。
あれも成し遂げていないし、これもできなかった。
ルックスも気付けばこんなに変わっているし、これからは老いる一方・・・。
どうしよう・・・どうしたらいいんだ!!」

 というような、あせりやあがきが行動になって出るのが「ミッドライフ・クライシス」。

 具体的によく言われる症状(?)が、

1)長年連れ添ったパートナーを捨てて若い異性に走る
2)突然、高価な買い物をする。車やバイクなど
3)高いギターを買ってロックバンドを組んだりする
4)若い容貌を保つことに執着する
5)達成できなかった夢や目標を考えるあまり鬱になる
6)子供の成功に過度なプレッシャーをかけるようになる
7)突然仕事をやめて旅に出たりしてしまう

などなど。

 なんでこんなこと書いてるかっていうと、私、最近、音楽の趣味が著しく変わったのです。このブログにも書きましたが、うるさいロックが突然好きになったし、今までは車で「それでは地元のバンド○○○の演奏です!」などとライブが始まると速攻で違うステーションに変えていたのに、そんなのまでしみじみといいなあ・・・と聞き入るようになってしまった。

 これは、もしやミッドライフ・クライシスの3番!? バンド組む仲間がいないし楽器のスキルも無いから実現できないだけで、やっぱり3番なの!? 中年の危機なの!? そういえば、誰かが「ロックはもう死んでいる、今のロックはジジイがただ若さをアピールするだけのツールになっている」と言っていたし。私はそれに共感しているということかっ!?

 急にミッドライフ・クライシスを感じて、ネットにあった以下のミッドライフ・クライシス診断テスト「Are You Going Through a Midlife Crisis?」をやってしまった。

「ポルシェに乗っているか」
「髪の生え際に執着し始めたか」
「学校の先生や、警察官や、医者が若いと思うようになったか」
「『People』誌に載っている芸能人がわからない」
「自分の健康にこだわるようになったか」

等々の質問にまじめにイエス/ノーで答えてチャートを下って行くと・・・

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 ひどい! どの回答選んでも、

「おめでとう!順調に中年に移行中です!」

になるように作ってある!! くっ、やられた!!

「こんな診断チャートやってる時点で、あんたミッドライフ・クライシスだから!! っていうか、みんな多かれ少なかれ、そうなるから!!」

という、ハフポスト編集部の笑い声が聞こえる・・・。

「でも大丈夫ですよ! 愛をこめて、ハフポスト50」

だってさ。

 おちょくられた屈辱もショックだけど、このミッドライフ・クライシスのテストが「Post 50 (50歳以降)」のセクションにあることも衝撃的。

 今・・・中年って・・・50歳過ぎなの!?

 人生百年時代だと確かに50歳がまんなかだから、妥当と言えば妥当なんだけど、中年って30代後半くらいからかと・・・。平均寿命の延びを感じるなあ。

 でもそうすると、30代・40代をどう呼べばいいのか?

~18歳 「少年・少女」
18~32,3歳 「青年」
30代半ばくらい~40代 「?????」
50代~60代 「中年」??
70歳~85歳 「高年」??
80代後半以降 「老年」??

 うーーーーん・・・。
 やっぱり30代半ばから40代の新しい呼び方が欲しいな。忙しい時期だから「忙年」? いや、暇な人もいるか。それに「忙」っていう字はなんかネガティブかな。
 じゃあ、ひとつ前の世代が「青年」だから、青臭さが抜けて、「緑年」? 「赤年」? なんかいまいち。なんかいろんな盛りだから「盛年」? ダメだ、音が「青年」とかぶってる・・・。働き盛りだから「働年」?

 コピーライターの才能、かけらも無いな・・・。

 でもでも、「自分ではない誰かの配偶者の呼び方」(「ご主人」「奥さん」はポリコレ的に時代遅れ)と共に、新しく考えなくちゃいけない言葉だと思うんです。どなたか是非。

参考記事:
www.huffingtonpost.com