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アメリカ在住の日本人が綴る、学んだ英語、出会った言葉、日々の疑問など

大統領選挙のことを気にしている場合ではない

 2020年アメリカ大統領選挙の投票日翌日。
 昨日まで洪水のように流れていた選挙関連のCMが突如ピタッと無くなって、不思議な感じ。 投票日の夜に大勢が判明して気持ちよく眠れる・・・と言う展開を心の中で少し期待していたけれど、いろんなメディアが「長引くだろう」と予想していた通りになった。

 昨日、つまり投票日当日は、全国で皆が恐れていたような暴動等は起こらずひとまず一安心。みんな結果を観るのに忙しかったのかな。投票所のトラブルもあまりニュースになっていなかったから、きちんと投票したい人が投票できた良い投票日だったんだろう。
 子供たちも学校で選挙のことを授業でやったと言っていたし、特殊学級に通う重度自閉症児までもが、投票日っぽい学習内容をやっていただいたらしい。

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 子供たちが学校から帰ってきて話してくれた内容が気になった。小学校の休み時間に、「トランプ!トランプ!」とコールしているうるさい一団がいて、バイデン派の子供と言い争いになっていたとか。中学校のバスでも、窓を開けて大声で「トランプーーーー!!」と叫び声をあげている奴らがいて、運転手もそれを放置だったとか。

 ハリウッド・セレブの離婚とかで「妥協しがたい不一致のため」っていうのあるじゃないですか。今のアメリカって、そういう「妥協しがたい不一致」のせいで離婚寸前の夫婦みたい。 子供たちは、そんな離婚寸前のお父さんとお母さんのもとで漠然と不安を感じながら育っている感じ。

 これだけいろいろと溝が深まってしまった状態で、「結婚生活」を続けられるんだろうか。カリフォルニアとかあの辺だけ独立国家になってしまいそう。GDPもカリフォルニアだけで世界6位とかいうし。ビーチの近くの州で優雅に暮らしている人たちと、真ん中あたりで畑耕したり、家畜飼ったり、石油採ったりしている人たちと、同じ国じゃないみたい。気候も、生活様式も考え方も・・・。

 とか、考えながら選挙結果に一喜一憂しているうちに、我が家の重度自閉症児Jがまたダメになった。
 何がダメになったって・・・お食事中の方ごめんなさい、お漏らしするようになってしまったのです。ちなみにもう年齢は二桁。10歳を過ぎてしまった。
 以前、まだJが小さい頃は、小学校に上がってもおむつをしているよそのお子さんのことを見たり聞いたりするにつけ、何か知ってはいけないことを知ってしまったような、なんというかタブー視というか、我が子はなんとかおむつはとれたし・・・というか、気の毒に思うというか・・・、何かそれはすごく大変なことでしかも他人事というような距離感だったんだけど、今となってはその手のことをなんとも思わなくなってしまった。Jがしょっちゅう、トイレ関係の不調を起こすので。
 15歳でおむつしている人がいようが、一生おむつだろうが、漏らそうが、「まあ、そうなることもある」「そういう人(子)もいるよなあ」「いろいろなケースがあるんだよなー」くらいに淡々と受け止めるようになった。だからなに、しかたがないじゃないの、誰のせいでもないじゃない、と。
 もういちいち、あまり動揺しない。
 10歳を超えた子のおむつを買うのは決して楽しい事ではないけれど、世の中にそういう人って多分知らないだけでたくさんいる。淡々と自分にできるベストを尽くすしかないのだと自分に言い聞かせる。「どうして私が・・・」とか「なぜこんなことに・・・」とか、嘆いたりしてもどうにもならない。

 どうも、我が子は、親や世の中の不安を感じ取っているようなところがある。言葉なんてまるでわからないような子なんだけど。前回、トイレに行かないで漏らすようになってしまったのも、コロナがひどくなって皆のストレスが溜まっていた時。今回は・・・選挙? 
 何か、親や周りがほかのことに気をとられて悩んでいる時に、まるで「忘れないで」とでも言うように、トイレがダメになる。そして、私と夫は30分おきにトイレに連れて行くという幼稚園の時にやっていた「トイレ・トレーニング」にまたしばらく専念することに。Jよ、もしかして君は注目してほしいのか? それともこれは思春期特有の何かなの?

 シモ関係の自立は、結構大きな問題なのでとりあえず、「Voter」とか「Election Day」とか「President」とか勉強するより頑張って欲しい。

 全世界の、シモ関係の介護・介助を頑張っている方々。なんてことないと思ってしまえばなんてことないです。一緒に淡々と頑張りましょう。