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アメリカ在住の日本人が綴る、学んだ英語、出会った言葉、日々の疑問など

Second Amendment (憲法修正第二条)

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 まだ10月なのにいきなり雪が降ってきてびっくり。

 雪に降られながら、スーパーの駐車場で隣の車の後部座席の窓に貼られたスティッカーが気になる。

「2ND AMENDMENT

AMERICA'S ORIGINAL HOMELAND SECURITY 1789」

 窓の上の方には、Gun Mag Warehouseなる銃の雑誌とか売るサイトのスティッカーも。

 要するに「銃、だーいすき!銃規制はんたーい!」っていうお方なのですね。

 Second Amendment:憲法修正第二条。

 アメリカの憲法で国民に武器の所有の権利を保証していることで有名な条項です。

 日本で「九条」と言ったら、即みんなが「ああ憲法の戦争放棄のとこね」とわかるのと同じで、アメリカで「2nd Amendment」と言ったら、皆すぐ「ああ、銃のとこね」とわかる感じ。

 銃規制の時、揉める原因になる箇所です。なんと言っても憲法で保証されている権利ですから。ここを変えないと銃規制は進まないと思うのですが、日本の「憲法第九条」と同じくらい変えんの大変だと思います。九条に信者に近い方がいらっしゃるのと同じように、修正第二条にも熱烈な信奉者が山のようにいます。

 1789年からか・・・。

 日本だと江戸幕府で松平定信がリーダーシップとってる頃。

 一応、もうその松平さんの200年も前(!)に豊臣秀吉さんが刀狩りをやっちゃってて、松平さんの頃は一般市民は武器を持つことができなくなって久しいはず。

 一方その頃、アメリカでは国家が「市民はそれぞれ銃を持って自分の身は自分で守ってよし!」と決めたわけで・・・。

 日本人からしたら、「なんでアメリカはあんなに乱射事件起こっているのに銃を規制しないの?」と理解不能だけど、何百年も前からもう流れがまったく異なる方向に向かって行ってしまっていて、今更変えられないというのが現実と思われます。

 アメリカは、美しく言えば「自由、自助自立の国」で、もっとわかりやすく言えば「無法地帯、自分のことは自分でなんとかしろ」が染みついている国なんだなあとつくづく感じます。

 何も言わなくてもいつも助けの手が差し伸べられていた安全な日本が懐かしい・・・。